横浜国立大学 「優秀研究者賞」授与式 報告

横浜国立大学では、平成23年度から、同大学の研究者で優れた研究実績をあげた者へ「優秀研究者賞」を表彰することにより、研究者の研究意欲を高めると同時に本学の研究力を向上させることなどを目的としている。

優秀研究者賞は、研究活動等に多大な功績があったと認められる者を対象とし、本年度「学長特別賞」に藤野 陽三 先端科学高等研究院上席特別教授を選出した。

 

藤野上席特別教授は橋を中心とした、構造、振動、制御そしてモニタリングに関する分野において世界の研究を牽引し、構造制御学の確立に多大な貢献をするとともに、先端科学高等研究院の主任研究者として、「社会インフラストラクチャの安全」研究ユニットの代表を務め、国内外の地盤工学の地盤工学の世界的著名研究者や産業界研究者と連携しながら、先端科学高等研究院が進めているリスク共生学の国際拠点形成に向けた活動を推進したこと、さらには最も権威がある「日本学士院賞」を受賞している。

授与式は、10月5日に本学に関係のある人々が集うイベントである「横国Day(横浜国立大学ホームカミングデー)」と併せて執り行われ、表彰状と記念品が長谷部学長より授与された。

   
藤野先生(右)と長谷部学長(左)
写真1. 藤野先生(右)と長谷部学長(左)