News

先端科学高等研究院に【台風科学技術研究センター】を新設

2021年10月1日
2021年10月6日更新

2021年10月1日、先端科学高等研究院に台風科学技術研究センター(センター長:筆保弘徳 教授)が新設されました。 台風観測研究ラボ、台風予測研究ラボ、台風発電開発ラボ、社会実装推進ラボの4つの研究ラボから構成される本研究センターは、 日本初の台風専門研究機関として、台風に関する学術領域開拓と新技術の社会実装を加速する研究拠点となり、 国内外の大学及び研究機関並びに関連企業や国・地方自治体と連携、学術分野の枠を超えた学際的領域における実践研究を推進します。

台風科学技術研究センター

先端科学高等研究院 台風技術研究センター

※クリックすると台風科学技術センターのホームぺージが開きます

2021年10月1日センター開所記念式

2021年10月1日、台風科学技術研究センター開所記念式が開催されました。折しも台風16号が関東地方を暴風域に巻き込む中、 約30名近い報道メディア関係者が取材に訪れ、全国から集まったセンター関係者のメッセージに耳を傾けました。(一部オンラインにて参加)

梅原学長

梅原学長挨拶

台風科学技術研究センター設立となる本日は待ちに待った日であると喜びを述べ、本センター設立は台風関係者・気象学者のみならず、 それを支える多くの方々の熱い想いで実現に至ったこと、横浜国立大学学長、先端科学高等研究院長として センターの活動を強力にサポートしてゆくことをセンターメンバー・大学関係者に力強く約束しました。

筆保弘徳 センター長

センター長に就任した筆保教授は、センター立ち上げに尽力いただいた全ての方々に感謝を述べ、 「これまで、人間が成すすべもない台風被害を自ら目の当たりにして大変心を痛めていた。台風に対する無力感や敗北感すら感じていたが、 センター設立によってそれは台風研究者としての使命感に変わった。センター設立の夢がかなった今、 研究人生全てを懸けて研究に取り組む。センターの仲間は一丸となりセンターが目指す未来に力を貸していただきたい。」と自らの決意とメンバーへのメッセージを熱く語りました。
筆保センター長
坪木副センター長

坪木和久 副センター長

台風科学技術研究センターで台風観測研究ラボ長を務める坪木副センター長は、台風研究センターの設立は台風研究者、気象研究者の悲願であり歴史的な日であると感慨深く述べ、 台風研究はオールジャパンで進めてゆくべきだと語りました。また、有人機だけでなく、無人機を使った航空機観測を今後の大きな目標として 研究を進めてゆきたいと抱負を語りました。

佐藤正樹 副センター長

副センター長として台風予測研究ラボ長を兼務する佐藤副センター長は、これまで何度も構想を練り直しながら提案を続けてきた結果、 本センター設立に至ったこの日を万感の想いとともに迎えていること、また地球温暖化が進み台風の脅威がますます激しくなると予測される中、 今後は単なる研究だけではなく、社会に向かって様々な発信をしてゆくことが我々の使命になるとの思いを伝えました。
佐藤副センター長
森副センター長

森信人 副センター長

副センター長に就任する森副センター長は、これまで台風災害を多く受けてきた日本において重要なのは、まず人的被害をなくすこと、そして社会経済被害を最小化することだと説明しました。 過去数十年の努力で徐々に減じてきた人的被害も最終的にはゼロ化が究極の目標であること、社会経済被害についても本センターでの活動を通じていかに軽減してゆくか が極めて大事だとその想いを述べました。

満行泰河 副センター長

台風発電ラボ長を兼任する満行副センター長は、自身の研究領域である海事産業の課題に触れながら、「洋上風力発電の導入には台風を考慮しなければ 戦略すら練れないことを痛感した」と述べ、研究を進めるだけでなく、本センター参加メンバーの力を結集して台風研究の裾野を拡げる、そして技術だけではなく産業創出も考えてゆきたい とその想いをメッセージとして伝えました。
満行副センター長

安全・安心で持続可能な活力あるグローバル社会を目指して

台風科学技術研究センター関係者集合写真

オンライン参加者を含む研究センターメンバー

プレスリリースはこちら(2021/10/6配信)