エネルギーシステムの安全研究ユニット
【11月5日開催】
IASシンポジウムシリーズ第56回
「環境社会リスクの視点から考える環境汚染対応」


環境研究総合推進費1-1904
災害・事故に起因する化学物質流出のシナリオ構築と防災減災戦略
第2回研究進捗報告会


概要

 昨今、激甚化する自然災害を発端とした化学物質の漏洩・流出事故が発生しています。 このような事故は世界各国で発生し、自然災害起因の産業事故(通称、NATECH)として研究が 進んでおり、今後益々重要な研究課題になることが見込まれます。

 本研究は、石油コンビナートを対象に災害・事故に起因する化学物質流出による環境影響を 社会総合リスクの観点から分析し、実効性のある防災減災戦略ガイドラインを作成することを 目的としています。本研究は、2019年度から3年間の研究プロジェクトであり、最終年度となる 2021年度に3回の公開シンポジウムを企画します。公開シンポジウム開催により、本研究の進捗 及び成果を広く公開し、国民との意見交換を通した研究内容の改善と研究成果の普及、ガイドラ インの社会実装を試みます。

 第2回研究進捗報告会では、環境社会リスクの視点から環境汚染対応の具体的事例を紹介します。 また、環境研究総合推進費 戦略的研究開発課題S-17「災害・事故に起因する化学物質リスク評価 ・管理手法の体系的構築に関する研究」の成果を概説し、互いの研究内容の連携や発展を図ります。


日時・プログラム

2021年11月5日(金)13:30-16:45


司会:笠井 尚哉 【環境情報研究院 准教授】
■13:30 オンライン開催に関する連絡
■13:35 開会挨拶【澁谷 忠弘 先端科学高等研究院(IAS) 主任研究者・教授】
■13:40 防災減災戦略ガイドラインの作成と適用【中山 穣 先端科学高等研究院 IAS助教】
■14:25 自然災害の防災減災戦略策定に向けた市民、事業者、行政の役割
    【稗貫 峻一 先端科学高等研究院 IAS客員准教授(一般財団法人 電力中央研究所)
■15:10 休憩
■15:20特別講演「体系的な自然災害進展シナリオ作成に向けた情報活用の検討」
    【鈴木 規之(国立環境研究所)、浅見 真理(国立保健医療科学院)、 井ノ上 哲志(堀場製作所)、
    中村 智(大阪府立環境農林水産総合研究所)】
■16:05 質疑応答
■16:40 閉会挨拶【三宅 淳巳 理事・副学長 (兼) 先端科学高等研究院 教授】



申し込み方法

本シンポジウムはオンライン開催となります。
参加申し込みフォームにてお申込みください。
参加方法などは登録後に送られる自動返信メールに記載しております。
※自動返信が届くまでに時間がかかる場合がございます。
参加締切:2021年11月4日 17時00分


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問い合わせ先

横浜国立大学 先端科学高等研究院 エネルギーシステムの安全研究ユニット事務局
ynugr-erca1-1904-office@ynu.ac.jp